命の教育・北はりま地域ビジョン


西脇南中学校で、初めての試み!心肺蘇生法を学ぶ2年生。
西中・東中から南中へ!

平成13年7月9日、南中学校で初めての試みとしての「生徒への心肺蘇生法教育」が行われました。     

平成12年度には、西脇中学校で「命の大切さを考える」講演会を東中学校では、防災教育の一環として心肺蘇生法を通じた「命の教育」を学んでもらいました。

南中学校教諭、松田先生から連絡を頂いた。南中でも「命の教育」として心肺蘇生法を学びたいと・・・。

全校生徒に「命の教育」講演を行い2年生全員を対象に心肺蘇生法の実技指導を行うことにしました。
2年生全員となると、150人以上になります。

西脇消防の救命士の皆さん、救急ボランティア「勇気」の皆さん、南中の先生方など心肺蘇生法を指導するスタッフの下、真剣かつ有意義に行うことができました。

救命士による模範演技指導から始まります。西脇消防には、いつもお世話になってます。ありがとうございます。

グループに分かれて、さあ実技訓練が始まります。

忙しい中、指導に参加していただいた救急ボランティア「勇気」会長の藤井さん(八千代北小の養護教諭をされています。)

「勇気」の遠藤さん。高田井町で自主防災に熱心に取り組んでも頂いています。(市会議員さんです)

実技指導を行う私。つい力が入り身振り手振りで全力投球です。

 

 私の説明を聞いている生徒達。
(左は長谷川校長先生)

生徒達は、熱心です。説明に身を乗り出すように聞き入ってくれます。

生徒の実技を見守り指導してくれる救命士・足立さんです。

「命の教育」とは、命を大切にし、人の命を助けることがいかに大切かを教える教育です。人を傷つける暴力行為の対比にある心肺蘇生法を通じて教えていきたいのです。そして救急場面に遭遇したときに「勇気」を奮い起こして、心肺蘇生を行ってほしいという願いが込めています。

「最近の中学生は、・・・・・。」ということを良く耳にします。しかしながら、この教育を現場で行っていると、その真剣な態度に、教えている私たちが、かえって勇気づけられます。頑張って良かったと感じるときでもあります。

平成13年度には、西中・東中・西高・そして南中と輪を広げることが出来ました。更に「北播磨」へと展開をしていきます。

今回の心肺蘇生講習に参加した生徒の皆さんから感想を頂きました。ここに何人かを紹介したいと思います。

?@ 私はアメリカを見習って、手本として、人の命をもっとたくさん救えるようにしたらいいと思うし、そうしたらみんななんのためらいもなく、パッと心肺蘇生法ができると思います。そして実際に、人形でやらせてもらって、もし家族の人がなってしまっても、あわてずにしっかりしたいです。もし、私の目の前で人が倒れたら、たすけられるかわからないけれど、とっさに体が動くような人になりたいです。
(2年1組 Y.Mさん)

?A私は講演会「命のリレー」を聞いて私のおじいちゃんの事を思い出しました。おじいちゃんがお風呂場で倒れているのを発見したお母さんは、浴槽から運び出し人工呼吸をしましたが、時間がたっていて助かりませんでした。けど今でも洗面台にその手順が貼ってあります。そんなお母さんを私は誇りに思います。(中略)実際に体験してみて、少し勇気を出せば人を助けることが出来るんだということが解りました。
(2年3組 M.Oさん)

・私は今日初めて心肺蘇生法というものを近くで見て実際にやりました。一番びっくりしたのは、手当が1分遅れるたびに、蘇生率が、約10%減ると言うことです。倒れている人を見て驚いているだけで、1分なんて時間は過ぎてしまうと思います。人形じゃなくて実際の人にやるのは大変だと思うけれど、誰かが倒れていたら、少し勇気を出して、行動し人を助けられるような人間になっていたいです。
(2年2組 N.Tさん)

?C今日この心肺蘇生法講習会を聞いて、前にもこの講習会を聞いていたけど、やっぱり人の命の大切さを考えさせられました。そして人工呼吸を実際にやってみて難しいと思いました。(中略)前までは自分には関係のないことと思っていましたが、今日の講習でそれが自分や他の人にとても重要なことなんだなあと思いました。もし自分が帰り道に倒れている人を見つけたら勇気を出して助けてあげたいと思います。今日はとても勉強になりました。 (2年3組 Y.Sさん)

?D私は今日命の尊さを学びました。もし私の家族が倒れてしまったら私は助けてあげられるのかな?と話を聞きながら心配していました。(中略)心肺蘇生法が出来ない人もいるし、見て見ぬ振りをする人がいると聞いて本当にびっくりしました。私は見て見ぬ振りは出来ないけれど何も出来ない。これが「命の教育・命のリレー」の話を聞く前の感想でした。でも冨原さんの話を聞いていると、私も何かしなければいけないんだと思い知らされました。だから今日は教えてもらった心肺蘇生法を忘れずにこれからの一生に役立てます。
(2年3組 T.Nさん)

?E今日、心臓マッサージを体験してすごく貴重な経験をしました。始めはすごく恥ずかしくて全然出来なかったけれど、人のやっているのを見てたりして、2回目からは凄く上手に出来ました。途中、冨原先生が来て、「もし自分の知り合いにやってたりすると頭の中がパニックになるから、マッサージの時は、出来るだけ大きな声を出して。そしたら少しでもパニックが収まってきます」とおっしゃっていました。救急車が来るまでの6分、しっかりやったら助かるのでしっかり覚えました。
(2年4組 S.Sさん)

?F心肺蘇生法講習会を受けて思ったことは、一人の人間の命を守るためには身近な私たちの協力が必要だと易言うことです。
始めは「こんな事は絶対に出来ない」と思っていましたが、冨原先生や消防署の方、それにボランティアグループ「勇気」の方々のおかげでとてもよくわかりました。どんなときに事故に遭うかも解りませんが、そんな時今日勉強したことを少しでも役立てたいと思いました。
(2年4組 M.Kさん)


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